Q. みなし残業は設定できますか?
A.
2024年2月14日に固定残業時間(みなし残業)に関する新機能をリリースし、みなし残業を設定できるようになりました。
従業員一人ひとりに設定された固定残業時間(みなし残業時間)を差し引いた残業時間がシステム上で自動集計されます。
「みなし残業時間」の設定方法
設定①勤怠設定画面で機能をONに
[システム管理>勤怠設定>勤務形態タブ]画面にある「固定(みなし)残業時間:利用する」と設定することによって、固定残業時間(みなし残業)の機能がONになり、関連項目が表示されます。
設定②社員画面より「みなし残業時間」を設定
[システム管理>社員>社員編集]画面から、以下の項目を設定します。
固定(みなし)残業時間:固定(みなし)残業時間を登録する社員の場合は「集計する」を選択
固定(みなし)残業時間 集計:固定(みなし)残業時間を登録 ※20:00のように hh:mm形式でご入力ください
固定(みなし)残業時間 集計 対象項目:固定(みなし)残業時間の超過の対象となる項目にチェック
(例)下図の場合
「法定時間外労働時間(日中)」と「法定外休日労働(日中)」の合算値が、固定(みなし)残業時間20時間を超過した場合に、「固定(みなし)残業時間 超過」の項目に集計される
【詳細】
Q. 社員画面で「固定(みなし)残業時間 集計 対象項目」にチェックを入れると何に反映される?
設定③日次勤怠画面に表示する項目を選択
[システム管理>日次勤怠 項目設定]画面において、日次勤怠画面等に表示する項目や、csvで出力する項目を選択し、チェックを入れていきます。
カテゴリ:勤務時間
- 固定(みなし)残業時間
- 固定(みなし)残業時間超過
カテゴリ:フレックスタイム制(所定時間超)、フレックスタイム制(法定労働時間超)、変形労働時間制
- 固定(みなし)残業時間超過
- [清算期間]の固定(みなし)残業時間超過
以上で設定は完了です。
「みなし残業時間」の項目が表示されます
設定③でチェックを入れた場合、日次勤怠画面・勤怠承認画面に表示される月次集計項目や、csvで出力される月次集計項目に、固定残業時間(みなし残業)に関する項目が表示されます。一人ひとりに設定された固定残業時間(みなし残業時間)を差し引いた残業時間が自動集計され、「固定(みなし)残業時間超過」の項目に表示されます
【追加項目】
■勤務形態:一般
- 固定(みなし)残業時間
- 固定(みなし)残業時間超過
■勤務形態:フレックスタイム制、変形労働時間制
- 固定(みなし)残業時間超過
- [清算期間]の固定(みなし)残業時間超過
各項目の集計ロジック
勤務形態:一般
「固定(みなし)残業時間」
[システム管理>社員>社員編集]画面にて設定された固定(みなし)残業時間を表示
「固定(みなし)残業時間超過」
[システム管理>社員>社員編集]画面にて設定された「固定(みなし)残業時間 集計 対象項目」の合算値 ー 固定(みなし)残業時間
勤務形態:フレックスタイム制(所定時間超)
「固定(みなし)残業時間超過」
本日までの残業時間ー固定(みなし)残業時間
「[清算期間]の固定(みなし)残業時間超過」
清算期間の[本日までの残業時間]ー固定(みなし)残業時間
勤務形態:フレックスタイム制(法定労働時間超)
「固定(みなし)残業時間超過」
本日までの残業時間ー固定(みなし)残業時間
「[清算期間]の固定(みなし)残業時間超過」
清算期間の[本日までの残業時間]ー固定(みなし)残業時間
勤務形態:変形労働時間制
「固定(みなし)残業時間超過」
法定外労働時間ー固定(みなし)残業時間
「[対象期間]の固定(みなし)残業時間超過」
[対象期間]の法定外労働時間ー固定(みなし)残業時間
(深夜は通常勤務の方を見る)
【関連】
Q. 各労働形態の計算ロジックは?