Q. 残数管理をしないオリジナル休暇の設定方法は?
A.
以下のような休暇は「残数/付与日/有効期限の概念のない」休暇としてご利用いただく場合が多いかと思います。
・生理休暇
・出産・育児休暇
・慶弔休暇
このような休暇に関して有給休暇等と同様に残数管理すると煩雑さが出てきてしまう、とお考えの場合
以下の手順で「残数管理せず利用日数のみカウントする」方法でご利用ください。
残数管理をしないオリジナル休暇の設定方法
設定手順①勤務区分のを作成
[システム管理>勤務区分]画面より、残数管理をしないオリジナル休暇のための「勤務区分」を作成します。
初期設定されている「公休」の勤務区分を「コピー登録」した方がスムーズに登録が進みます(もし全く新しい勤務区分を作成する場合は「新規登録」ボタンから作成してください)。
【設定のポイント】
- [勤務/休日・休暇] 休日・休暇
- [日数設定] すべて「0」「含めない」 ※利用残数を管理しないため
- [この項目の日数を集計する] 集計する ※この勤務区分を利用した回数がカウントされます
※ 有給の休暇の場合は「みなし時間」を入力します。このままの場合、入力した「みなし時間」は「36対象労働時間」として集計されてしまいますが、「特別休暇日数」を[1]もしくは[0.5]を選択することで「休暇みなし時間」となり36対象労働時間から除かれます。
設定手順②社員に紐付け
[システム管理>社員]画面の各社員の編集画面の「勤務区分」の項目において、手順①で作成したオリジナルの休暇の勤務区分にチェックを入れます。
残数管理をしないオリジナル休暇の利用方法
残数管理をしないオリジナル休暇を利用する場合は、以下のいずれかの方法で、手順①で作成したオリジナルの休暇の勤務区分を登録します。
- 日次勤怠>該当日の日次勤怠編集画面(鉛筆マーク) から手順①で作成したオリジナルの休暇の勤務区分を選択
- 届出申請ワークフロー機能を用いて、手順①で作成したオリジナルの休暇の勤務区分を申請
日次勤怠画面の勤務区分列に、手順①で作成したオリジナルの休暇の勤務区分が登録されると、利用実績として日次勤怠ページ下部の集計項目でカウントされます。
この利用した勤務区分のカウントは、[レポート>月次レポート]画面等にも表示されますし、[レポート>月次集計データ出力]画面から出力するcsvからでも確認できます。