Q. 有給休暇の付与日数を最大40日というように制限することはできますか
A.
恐れ入りますが”有給休暇の保有日数の上限を設け、それ以上の日数の保有を不可とする”機能は現状ご用意がございません。
仕組みのイメージとして、付与前の残数が30日あり、ここへ20日の付与が発生した場合、有給休暇の残日数は50日(=30日+20日)です。
他の企業様の運用例
保有日数の上限が40日間となるように運用されていらっしゃる会社様の場合、毎年付与される有給休暇ごとに有効期限を2年間と設定することで、有効期限の到来時に自動的に失効する(=毎年20日間の休暇が付与される社員の場合、付与日の到来と同時に2年前に付与された休暇が失効するため、自動的に40日間を保有するサイクルとなる)という方法にて、運用されている会社様も複数いらっしゃいます。
▼ご参考
有給休暇等の自動付与 | ハーモス勤怠 ヘルプ
以下にて、現在の貴社の情報をお手元で確認の上で、必要に応じて代替案にてご希望の運用に近づけていただけるよう設定の詳細などを記載いたします。
ご参考になりますと幸いです。
まずは現在の登録内容についてご確認くださいませ
休暇管理画面で社員ごとに詳細を確認しよう
休暇管理画面をご覧になって、現在の「残合計:XX.0日」の値が希望の残日数と相違しているという場合は、
前年度以前の付与分の休暇データについて、「有効期限」の設定に誤りがあり、正しいサイクルで失効できていないか、付与していた日数が多すぎる可能性も考えられます。
有効期限を確認しよう
登録済みの残数について、有効期限の年月日が分からないため困っているという場合は以下のいずれかの方法で確認くださいませ。
- 休暇管理画面で残数調整や付与列の日数のテキストリンクをクリックして遷移した画面で有効期限の年月日を確認する
- 残数調整CSV出力でダウンロードしたファイルにて有効期限の年月日を確認する
- CSV出力でダウンロードしたファイルにて失効日を確認する
▼ご参考
休暇管理 | ハーモス勤怠 ヘルプ
Q. 残数調整CSV出力とCSV出力の違いは?
導入時点の残数登録に関するご注意点
HRMOS勤怠システムの導入以前に付与された休暇残数を登録される際は、
有効期限ごとに分けて、休暇データをご登録いただく運用をお勧めしております。
下記FAQにて関連のご案内がございますので、こちらも併せてご参考としていただけますと幸いです。
代替案:残数が40日を超過したら手動で40日以下になるよう修正する方法
上記の観点で休暇管理画面をご覧いただき、画面上の残数について希望と数値が一致しているという場合で、かつ、『貴社の運用上、残日数を40日以下で維持できるようにしたい』という場合は下記の方法での運用を視野にご検討くださいませ。
1. 有給休暇の残数が40日以上となった際に検知するアラートを設定する
1. 勤怠アラート画面(上部ロゴメニュー > 「勤怠」 > 「システム管理」 > サイドメニュー >「勤怠アラート」)でアラート基準として有給休暇の残数が40日を超過した場合に検知できるアラートを作成します
※メールで通知を受信したい場合は、通知先などの設定を追加で行ってください。
▼ご参考
勤怠アラート | ハーモス勤怠 ヘルプ
Q. 通知メールの文面を自由に変えることはできますか?
Q. 【勤怠アラート】アラートが配信されない
2. 作成したアラートを[社員>勤怠アラート]でチェックを入れて紐付けます
▼ご参考
勤怠アラート | ハーモス勤怠 ヘルプ
2. アラートの検知内容を確認する
勤怠アラート画面(上部ロゴメニュー > 「勤怠」 > 「レポート」 > 「勤怠アラートレポート」)で該当のアラートを選択し、該当者名を確認することができます。
3. 40日以下の残数となるようマイナスの日数を登録をする
休暇管理画面にて以下の流れで操作ください。
1. [システム管理>休暇管理]をクリック
2. 残数を変更したい社員と休暇を選択する
3. 休暇残数を変更する「年度」をクリックする
4. 左上の「休暇を修正する」ボタンがをクリックする
5. 残数調整(日)で残数が40日となるよう「-1」などマイナスの日数を登録する
以上で残数調整の登録が完了します。
以下の記事ではキャプチャ付きで手順を説明しております。
▼ご参考
【ハーモス勤怠の使い方】これを見れば「残数調整のすべて」が分かるリンク集
以上で操作は完了です。