Q. 打刻だけで自動的に勤務区分の切り替えができませんか?
A.
打刻時に勤務区分を自動的に切り替える機能により、以下のような運用が可能となります。是非ご活用ください。
- 打刻をした日のみ出勤の勤務区分に切り替える(事前にシフトを組まない運用も可能に)
- 休日に打刻をした場合にのみ休日出勤の勤務区分に切り替える(勤務区分を変更する作業が不要に)
打刻時の勤務区分自動切替機能の概要
打刻時の勤務区分自動切替機能の概要
「打刻時の勤務区分自動切替機能」の設定を行った場合、その日初めて打刻した場合に、予め設定していた勤務区分に自動的に切り替わるようになります。この機能により、後段でご紹介するような運用が可能となりますので是非ご活用ください。
- 打刻をした日のみ出勤の勤務区分に切り替える(事前にシフトを組まない運用も可能に)
- 休日に打刻をした場合にのみ休日出勤の勤務区分に切り替える(勤務区分を変更する作業が不要に)
活用例①打刻をした日のみ「出勤」の勤務区分に切り替える(シフト登録がなくとも運用可能に)
「アルバイトは時給計算で、勤務時間だけ集計できれば良いのでシフトを登録する必要はない」という場合は、以下のように設定することによってシフト登録作業を省略できるようになります。
- 初期値では全ての日程で「所定勤務区分:公休」をセット
- 打刻時には「出勤(FLEX(コア無)」に切り替わるよう設定
この設定により、打刻をした日が出勤日となるため、予めシフトを登録しなくともアルバイトの勤怠管理が可能になります。
活用例②休日に打刻をした場合にのみ「休日出勤」の勤務区分に切り替える(勤務区分の変更作業が不要に)
通常、カレンダーやシフトで「公休」の勤務区分が登録されている状態で打刻を行うとエラーが表示されます。
そのため、急遽休日勤務となった場合は、打刻をした上で勤務区分を「休日出勤」などの勤務区分に変更する必要がありました。
新機能「打刻時の勤務区分自動切替」を利用すれば、以下のように設定することによって、勤務区分変更作業を省略できるようになります。
- 法定休日に打刻した場合は「法定休日出勤」の勤務区分に切り替わるよう設定
- 法定外休日に打刻した場合は「法定外休日出勤」の勤務区分に切り替わるよう設定
この設定により、休日打刻した場合は自動的に休日出勤の勤務区分に切り替わるため、勤務区分を変更しなくともエラーは表示されず休日出勤を正しく集計できるようになります。
打刻時の勤務区分自動切替機能の設定
設定①勤怠設定画面で機能ON
[システム管理>勤怠設定>打刻・端数処理タブ]画面より「打刻時の勤務区分自動切替:利用する」と設定します。
設定②社員設定画面で切り替える勤務区分を選択
次に[システム管理>社員>社員編集(氏名テキストリンク)]画面より、勤務区分の自動切替を行う従業員の設定を行います。
まず、社員編集画面で「打刻時の勤務区分自動切替:利用する」と設定します。
「打刻時の勤務区分自動切替:利用する」と設定した場合、カレンダー区分の横に「打刻時の勤務区分」「打刻時の所定勤務区分」の項目が表示されますのでそれぞれ設定します(後段で設定例をご紹介します)。
◼︎打刻時の勤務区分
打刻時に自動的に切り替える勤務区分を選択します
◼︎打刻時の所定勤務区分
打刻時に所定勤務区分を「変更する」か「変更しない」かを選択します。
活用例①のように初期値では全て「公休」とする運用では「変更する」を選択し
活用例②のように初期値ではカレンダーに基づき勤務区分をセットする運用では「変更しない」を選択します。
活用例①の設定例
活用例①のように「初期値では全て公休をセットし、打刻をした日のみ出勤の勤務区分に切り替える」場合は、以下のように設定することをお勧めします。
◼︎打刻時の勤務区分自動切替:利用する
◼︎カレンダー区分:すべて「公休」
◼︎打刻時の勤務区分:「FLEX(コア無)」
◼︎打刻時の所定勤務区分:変更する
活用例②の設定例
活用例②のように、休日に打刻をした場合にのみ「休日出勤」の勤務区分に切り替える場合は、以下のように設定することをお勧めします。
- 打刻時の勤務区分自動切替:利用する
- カレンダー区分:カレンダーごとに適した勤務区分を選択
- 打刻時の勤務区分:「出退勤初期表示(平日)の打刻時の勤務区分:設定しない」「カレンダー区分(休日)の打刻時の勤務区分:法定休日出勤、法定外休日出勤、振替出勤など」
- 打刻時の所定勤務区分:変更しない